みどみどえっくす

元NO.1風俗嬢がゲスに真面目にエロを語る

常日頃から応援くださるニンゲン界の皆様へ

 わたくしはこれまで、当ブログについて

 

わたくしのこのブログはご存知の通り「ゲスなエロ」をコンセプトとして今日日まで運営いたしておりまして、お食事中の方から排便中の方まで、はたまた、おはようからおやすみまで、全人類閲覧注意とさせていただいております。(そんな事いつ言った?って顔しないでね。今言った。)

☆BUKKAKE☆〜2018秋〜 - みどみどえっくす

 

といったふうに申しておりますけれども、実際にも

「こんな糞(のような記事)はいつ消されても一向に構わん(規約的な意味で)」

といった心持で運営いたしておりました。

 

だがしかし、ここにきて、誠にありがたい事に、遂に、どうやら、根強い読者を、どうやら、遂に!

獲得することに、成功したようなのであります。

 

実にありがとうございますです。

 

よって、本日の記事は、その物好きな変態どもへ。

いえ、常日頃から応援くださるニンゲン界の愚民どもへ。

「エリカ(ミドリ)が野に咲く花の隣に置き去りにされる糞なら、あなた(ニンゲン)はその周りをブンブン飛び回るハエ」さん達へ。

「エリカ(ミドリ)が高級フランス料理を食した事によって生まれた高級糞なら、あなた(ニンゲン)は味噌汁をBUKKAKEた事によって生まれた猫まんま(猫まんまの方がいいな)」さん達へ。

意図的にニンゲンどもを引きずり込み、積極的に愚民政策が行われるハイエナのような当ブログで、汚物界の女王わたくしミドリからの、汚礼、いえ、お礼を込めた記事とさせていただきたい所存でござる。

故、下ネタは一切ございません事を一旦ここでご留意いただきたい。

 

本日のこの記事は皆さんへの汚礼であるから、誠心誠意、一切の汚れなく、感謝の気持ちを込めて書いていく次第にござる。

 

まず事の経緯として、私は先日こんな闇ツイートを投稿した。

 

 

 

うん。実に闇。

闇のドツボに自らはまっておるからに。

 

だけどもう、この時はホントにホントに落ち込んでた。

ブログって何だろねってくらい、落ち込んでた。

いえ、ブログは全然関係ないのだけど。

もうこの際、この先一生糞食えなくなってもいいか・・・ってくらい、落ち込んでた。

まさに意気消沈いたしておりました。

 

私は普段、ふざけた事やどうしようもない事ばかり言っていても、やはり記事を投稿する際には

「今日こそ読者に嫌われる・・・

今日こそドン引きされて終了だ・・・」

と思いながら震えているし、だから、この闇ツイートを放つ際にも

「もう、嫌われてもいいね、うん。

どうせ汚物だし。淫乱だし。うん。

言いたい事言えないで病んでくより、言いたい事言って、潔く散っていこうね。うん。

別に失うものなど何もない。うん。

全員に嫌われてドン引きされても、ブログをやめればいいだけ。うん。

私の存在意義は一向に変わらん。うん。

むしろ更に輝きを増すまで。うん。」

と思っていた。うん。

いや、本心はと言えば

「やはり私はかまわれたい。

みんなに、どうしたの?大丈夫ですか?元気出して!とか言われて優しくされまくりたいのである。(必死)」

と思いながら、下心満載でツイートしていた。うん。

 

そして、そんな下心しかない、全くいやらしいツイートをした瞬間からなんと、本当にそこには釣れた愚民が一匹、二匹、更に三匹、また更に・・・と現れたのである。

うん。実に愚か。うん。実に愚か。

うんうん。実に愚か。

 

これは私にとって少しばかり、いや、とっても意外な結果であり

「糞の周りを飛びまわるハエは本当に実在したのだ」

と実感させるには十分な結果でございました。

  

本当にありがとうございました。

皆さん本当に優しくしてくださって、何だか心が洗われていくような。

こんな気持ち、ブログをやっていなかったら味わえなかったなと思うと、本当に読者さん方、フォロワーさん方には一生頭が上がりません。

こんな記事を、こんなブログを読んでくださっているだけでも有難いのに、更に何かあった時には温かい言葉までかけていただいて、罪深き汚物野郎は、まさに成仏していくかのようでした。

いや、成仏したら困るのだけど。

魂が洗われていくかのようでした。

いや、その前に糞、拭こうね?うん。

 

 

一部の方に許可をいただいたので、また私が落ち込んだ際にはこんな風にDMを送ってくれると良いよ!という例があった方が皆さん分かりやすいかと思うので、以下に掲載していく。

誠にありがとうございました。

 

 

愚民その1

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承知いたしました。ありがとうございます。

何が言いたいかと言うと、これからも糞と共に心の闇まで受け止めてください。

どちらもとぐろ、巻いてます!と言う事ですw

 

 

愚民その2

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でしょうねwwwwwwwwwwwwww

今度は自分の番とか言いながら、全然オモシロくないのでwwwwwwwwww

小生、ビックリしてそこに笑って飛んでしまいましたわwwwwwwwwwwww

とはいえ、スミマセン!

でも、誠にありがとうございますという気持ちはあります( T_T)\(^-^ )

 

愚民その3f:id:midomidox:20181110152259j:image

最後に言いたいことは、密かにではなく大いに応援しなさい。

日本語しっかり!

そしてオンナには興味なし!

以上!

アタイもしゅきしゅき(๑╹ω╹๑ )!

 

 

愚民その4

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いえ、全然。

こちらこそ、すんません。いきなり。

確かにあまりにろくなこと言えてないので、大丈夫かなあと思いました。

もう一度出直して来てくださいね~

ろくなコメント出来なくてすんませんです。

 

 

愚民その5

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こんにちはー!落ち込んでましたよ?

そんなのツイート見れば分かりきってますよね?とは言わないけど、たまに誰かの肩を借りようと思っても、突然に肩は現れてはくれなかったので、むしろ「大丈夫?」って言ってくれたっていいじゃないですか?

そう思いますよ。うんうん。

 

 

愚民その6

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これ消えちゃって申し訳ないのですが、前文に「一歩出遅れたかな」と書いてあります。

一歩どころか、二歩、三歩遅れてますね。

その渦中で受け止めてくれないと、僕らは居ても居なくても全然意味ありませんでっせ。

あ、おしいでーす。

来世に期待でーす。

 

 

愚民その7f:id:midomidox:20181110152347j:image

おかげ様でこのDM来た時にはすでに笑ってましたわ。

ありがとうございます~w 

お待たせしました〜wははっ。(乾いた笑い)

 

 

皆さん、ニンゲン界の超セーフティー安全地帯から底辺ウジ虫をニタニタ見おろす生温かいDM、本当にどうもありがとうございました。

あと、何も言わずともリプで笑わせてくれたフォロワーさん、ファボくださったフォロワーさん。

何もしてくれなかったし、むしろドン引きで超高い所から失笑してくださった方々。

こちらも本当にありがとうございました。

これからも、どうかよろしくお願いいたしますね。

 

ここまで、とても良い流れでしたね?

Twitterでも、皆さんに向けてお礼を言わせていただきました。

 

 

ニンゲンも捨てたもんじゃないなって、温かい気持ちで眠りにつこうとしたんです。

しかし、ホントの悪夢は落ち込んでいた時でも、誰かに肩を借りられなかった時でもなく、まさにこれから。

 

さて、今日いただいたDMを見ながら、幸せに浸って明日に備えようとベッドに潜り込んだその時。

また更に一通のDMが届いていたわけですね。

前例のように「大丈夫ですか?」とか「笑ってください」とか「吐き出してください」とか。

そういうの一切ない。

開いたそれには、こう書かれてた。

 

 

 

 

 

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うん。狂気だね。うん。

下半期で最も酷い文書ではなく、己の人生で最も酷い文書なのでは?

本当にいつもすいませんである。

わからん。実にわからん。

なんだ「あっ、ちなみに」って。

別にちなみになど、いらなかった。

 

大体、このDMを寄こしてきたこの男。

はい、ドンっ!!(ズームだよ!)

 

 

 

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 ・・・・・・・・。

 

 

まぁ、実際良い機会だから言わせてもらえば、この男については語りたい事がありすぎる。

それは事あるごとに、私に「キャバクラを奢れ」と念仏のように唱える。

唱えすぎる。

狂気。

必死すぎる。

まさに元風俗嬢とキャバクラ狂いの不毛なまでの闘いである。

 

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それにしたってこの男。(短小ポコチン経理部長で検索)

私は知っているが、「部長」という肩書き、いや「経理」という仮面が無ければ私らとさして変わりはない「ゲテモノ」の部類である。

経理以外の話では、言っている事と言えば私ら「ゲテモノ」となんら変わりない。

いや、むしろ私らより酷い。

 

 

「ポイントカードは……ぁんぅ!」 美和子が男性客に話しかけようとした その刹那、男からの突然の接吻によってそれ以上の会話を遮られた。

「んっ……ふぅん……んっ…」(やだ、この人……上手い)

美和子の唇に優しく触れ、時に激しく吸い付く 男の唇の滑らかな動きに、美和子の身体は自然と脱力していく。

「んっ……!」 まるで身体に力が入らなくなるのを見計らっていたかのように、男の舌が口の中に入り込んでくる。

口内で舌と舌が触れた瞬間、全身に痺れが走り、美和子は口内にねじ込まれた怪しく動く異物に対し全く抵抗ができなかった。

「ンッ……ぅんッ……」 吐息の激しさが自然と増してくる。

唾液と粘膜がねっとりと絡み合い、静かな店内にはピチャピチャと淫らな音が響き渡る。

美和子の表情は、次第に恍惚の色が帯びたものへと変化していく。

美和子は、自身の秘部を中心に全身が火照っていくのをはっきりと感じとった。

そうした美和子の変化とはお構いなしに男の舌は、美和子の弱いポイントを的確に攻めてくる。

 

そう、男はポイントカードを持っていないのに、ポイントをつける男だったのである。

 

おあとがよろしいようで

「ポイントカードはお持ちでしょうか」問題を斬る - おっとっと冬だぜ

 

いや、全然おあとはよろしくない。

むしろポイントカード問題が官能小説になってるあたり、読むたびに恐怖と失笑の泥沼に身を沈める結果となる。

奇妙、いや、不気味ずぎる。気味が悪い。怖い。

そりゃおっとっとも冬になってしまったはずである。

(あまりに面白いのでリピーターです。)

 

むしろ一番まともであるはずの経理についての話題すらも、実際どうだか。

諸悪の根源は、経理という仮面が全てをオブラートに包んでいるばかりに・・・

末恐ろしすぎる。

 

私はこの男(短小ポコチン経理部長)がのうのうと娑婆で暮らしている事に、未だ納得がいっていない。

実際には「こちら側」にニンゲンであるというのに・・・

 

私だって一応、元風俗嬢で淫乱でフェラチオのテクニックが格別に優れているという肩書きを捨てれば、娑婆で生きる一般女子と何ら変わりはない。

いや、そうなればもはや私ではないが。

しかし、至って普通の二十代女子である。

けど、しかし、だが。

 

私がこのDMについて「更に泣きました。責任取ってくださいね」と言ったならば、それについての返信は、こう。

 

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うん。やはり狂気しか感じないwwwwwwwwwwwwwww

しかも、画像付きでどうもどうもご丁寧にwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

 

私と部長の仲だからこそ大いに許されるはずだが、そうでなければ、これはただただシンプルに事案である。

タイーホであるというのに。

多分、わかってないと思う。

 

しかし、泣いた。笑った。

泣いて笑った。たくさん笑った。

部長、いつもありがとうございますね。

今度是非、ゴミみたいな臭いのするキャバ嬢がいるキャバクラ、奢りますね。

 

そんな妄・珍・奇・狂・妙が羅列し、更にはその「言」が今宵舞踏会のように踊り狂う短小ポコチン経理部長のブログはこちら。

 

おっとっと冬だぜ

 

 

今宵あなたのま〇こと心に、無料で潤いを与える絶妙な仕上がり感。

うーん。実に好き。

 

以上である。

 

 

 

 

今回の件につきまして、皆様には多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしました事を、深くお詫び申し上げます。

今後ともご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

 

株式会社 汚物野郎メス豚便器

糞製造部 ミドリ@ゲスエロブロガー

 

(これからもどうか、この汚物野郎の面倒を終期まで見ていただけたら、この上ない幸せにございます。

皆さん、本当にありがとうございました。)

酒を飲みすぎている。

ここのところ酒を飲みすぎている。

おととい買ったばかりのボトルがもう空なのだから超絶怖い。

 

その事で今朝、連れと揉めに揉めた。

「あれ、これこの前買ったばっかの酒じゃない?もう無くなってるとか・・・」

と言うので、私は驚き

「え!ホントだ!何故?!(まさかお前?)」

と言った所で取っ組み合いが始まった。

 

結論だけ言えば、私が全ての酒を飲みきったで間違いないらしい。

人格障害も程々にしろよ。」と言われた。

 

私はこれまで全く酒を飲まなかったし、酔っ払いというのは総じて恐怖の対象であった。

人間とは思えないほどの悪魔のような高笑い。

いつニンゲンって二足歩行から退化したの?と言わざるを得ない千鳥足。

理性を失いかけ、正気を手放し街中で眠るサラリーマン。闇しか感じない。

世の成れの果てをまざまざと見せつけられているようで胸が締め付けられる。

 

先日、街を歩いていて酔っ払いにぶつかられそうになった。

突如襲い掛かるモンスター。

夜の街は正に、奇人変人による、奇人変人の為のアドベンチャー・ワールドである。もはやその楽園はカオス。

私にはどれがイルカでどれがパンダだか、さっぱり。盛りの付いた猿にしか見えん。

私が何となくアブノーマルの見分けが付くのと同じで、界隈では見分けが付いているのだろうか?

正直とても怖かった。これだから夜に出かけるのはあまり好きではない。

 

しかしそれなのに何故か酒を飲むようになってしまった。

いや、飲みすぎるようになってしまった。

 

仕事から朝帰りし、これから働くのであろう人間を横目に、酒のボトルを持ちコンビニのレジに並ぶ。

私は割と見た目が「水商売だよね」とよく言われるから、それで朝から酒のボトルを持ってレジに並んだ日にはモロに哀れな目で見られる。

しかし朝っぱらから浴びる酒は、背徳感が絶大なエクスタシー。

帰宅し、念入りに手洗いうがいを済ませ、服と正気を一枚一枚、雑に脱ぎ捨てながら酒を飲み始める。

 

大体このごろの流れと言えば、ボトル半分くらい飲んだところで泣きたくなるのが常。

そしてひとしきり号泣したかと思えば、突如笑い始める。

某神奈川県某所にあるマンションの一室では、この世の闇と狂気を全てかき集めたような儀式が、連日連朝開催されている。

 

つい先日、一緒に自宅にいた連れに話を聞いた。

午前3時。この日は仕事が休みだった。

酒を飲みすぎた私は、いつも通りにボトルを半分飲んだところで

「人間なんてさ・・・人間なんてみんな腐ってる・・・もう分からない・・・

私は自分が何を考えて何をすれば正解なのか、もうホントに分からない・・・」

と言って突如泣き出したらしい。

そして、ひとしきり泣いたかと思えば、突如笑い出し

「あっははははは!!!!私は!私はニンゲンであるっっ!!!!!

私は実にニンゲンである〜〜〜ううううぅぅぅぅ~~~~~~〜!!あっははははは!あっはははは!

見よ!正真正銘のオンナであるからに!!」

と叫び出した挙句、突如パンツを脱ぎ出そうとしたらしい。

 

酒についてはもう一つエピソードがある。

私はやはり、酒を飲むとどうにも泣きたくなるらしい。

その日も自宅で一人、わりに深酒をしていてどうしても泣きたくなり、居てもたってもいられずに連れに電話をかけたところまでは覚えている。

しかし、どうにも妙なのである。

朝起きたら、連れ(男)がパンツ一枚でソファーに寝ていた。

私はしっかり服を着て、ちゃんとベッドに寝ていたのにも関わらずだ。

お互いに裸なのだとしたらまだわかる。いや、わかりたくはないが。

しかし妙な胸騒ぎがした。

こいつだけはセックスの対象にならんと思い続けてきたのだが、やはり私は酒を飲むとダメなのか。

如何せん、考えていても答えが出ない。

起こして聞こうか、いや、聞きたくはない。しかし。

そうこう葛藤していると、連れが目覚めうんざりした顔でこちらを見て言った。

 

「酒は?残ってんの?まだ酔っ払ってんのかって聞いてんの。」

 

あまりに冷たい表情だったので、絶対に何かがあったのだと思い途端に背筋が凍る。

こいつに捨てられてしまったら友達がいなくなる。

過ちがあったのならば素直に土下座するべきだ。

そう思い

 

「いえ、当方、前方は限りなく澄み渡り、至って素面にございます。」

 

と答えた。

連れは深いため息をつきながら

 「本当だな。んじゃ話す。」

と言い、ことの経緯について話し始めた。

 

突然私から泣きながら電話があった連れは、何かがあったのだと思い必死に何があったのかを問いかけたらしい。

しかし私は断固として言わず

「もう、私ダメだわ・・・ホントにダメ・・・」

という言葉を延々と繰り返すだけだったらしい。

 

午前2時。

寝ぼけたまま急いで車のエンジンをかけ、ぶっ飛ばして駆けつけてくれたらしい。

連れは合鍵を持っているからそれで部屋まで上がり、部屋のドアを開け入った途端。

リビングのど真ん中でドーナツを片手においおい泣いていた女。それが私である。

 

両手で私の肩を持ち、必死に

「どうした!何があったの!しっかりしろ!!!!」

と叫んだ連れに、私が訴えた悲痛な叫び。

それは

 

「ドーナツに・・・!ドーナツに穴が開いてるのよぉぉぉ・・・!見てこれ・・・悲惨だわ・・・!私のせいなの・・・私のせいなのよ・・・!!!」

 

だったらしい。

 

一体全体どんな闇を抱えたら、ドーナツの穴に自責の念が抱けるのか。全くもって不思議である。

 

それから私は、見つけるもの全てを悲観し、それらに圧倒的な自責の念を抱きながら泣き狂っていたらしい。

「あぁ、空が明るくなってきたわ・・・私のせいよ・・・」

「コップが丸いわ・・・私のせいよ・・・」

「この時計はどうして秒針がないのかしらね・・・私のせいよ・・・」

 

そしてとうとう。連れの着ている服を掴みだし

「いち、に、さん、し、ご、ろく、なな・・・

このシャツ、ボタンが7つよ・・・私のせいよ・・・」

「見てこのズボン、ファスナーがYKKよ・・・私のせいよ・・・」

「靴下が赤だわ・・・私のせいよ・・・」

と泣き狂ったらしい。

どうにも泣き止まないので、服を脱ぐしかなかったのだと物凄く怒られた。

パンツとか言い出したら殴ろうと思っていたと言われた。

正気は失っていたが、何とかそこの理性は保ったらしい。アッパレ!

しかし私はそれ以降、一時連れのいる前でないと酒を飲ませてもらえなくなった。

(今現在では規制解除中である。)

 

 

自己紹介を再び。

最近割と新規の読者さんが増えてきてくれているので、ここら辺で自己紹介を再び、簡単に少しだけ。

 

改めましてこんにちは。

ミドリです。

 

日本列島フォッサマグナ東部在住。

年齢 永遠の二十歳とか言っちゃう頭の悪い女にだけは絶対になりたくない永遠の二十代。

身長 エレクトロアナルビーズ一本分。いや、二本分・・・?

スリーサイズ 峰不二子とほぼほぼ、いや、いい具合に、いや、限りなく一緒。というか峰不二子

キメ台詞 「私は糞食らいの元売女。欲望に素直な女よ。(峰不二子風に)」

 

っていうかやっぱり今更ごめんなさい。

やっぱり何歳に見えても私誰でも、私は私よ関係ないじゃない?

上目遣いに盗んで見ないでね。

じらさないでね、じらさないでね。

こっちは正々堂々、ケツでも触られたほうが快感なんです。

何?早漏なのは仕方ないけど?それについては全くもって同感です。

しかしいわゆる普通の17歳?

淫行条例気を付けて~~~~wwwwwwwwwwwwwwwwww

似たような事誰でもしてないですよ~~~~wwwwwwwwwwwwwww

無知乙~~~~wwwwwwwwwwwwwwwww

そして特別じゃない、どこにもいるわけないけど

何を隠そうワ・タ・シ糞食らいの元売女~

 

あ、ごめんなさい。

歌ってしまいましたわ。

私とした事が、どうしちゃったのかしら。

気を取り直して・・・では。

 

夢と共に握り潰した金玉は数知れず。

絞り出した精液の数だけ強くなれるよ。

アスファルトに咲く花の隣に置き去りにされる糞の気持ち考えた事ある?

無いでしょ絶対wwwwwwwww

だから平気な顔して「明日は来るよ、君の為に」とかいう確証もない寝言が言えるんでしょうねwwwwwwwwwwwww

嘘乙wwwwwwwwwwwwwwww

虚言壁wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

いっそその歌唱力で壺でも売ってこいwwwwwwwwwwwwwwwwww

それに抱きしめてる思い出とかプライドとか、もう言われる前からとっくに捨ててるのに未だ全然いい事ないけど?

これも寝言?wwwwwwwwww

もういい加減自尊心すら薄れてきてるぅぅ~~~~wwwwwwwwwwwww

いい加減歌ってねぇで寝言は寝てから言えよ?あん?

別に突然会いたいとか言ってないし、夜更けに何も無かったし?

更に言えば慌ててジョークに出来るほどのトークセンスなんて更々持ち合わせていないのにも関わらず

「その笑顔が悲しい」

いや、こっちが悲しいけど?

そうやって言われる人の気持ち考えた事ある?

無いでしょ?

無いだろうねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

だってこっちはそっちに言われた通り夢の荷物放り投げてるし、カッコつけてないしいつも泣いてるけど、口ばっかりで付き合ってくれた事なんか一度もないもんね・・・

いいよどうせ・・・

ブログ読んでくれさえすれば、それだけでいい。

別に私の為に明日は来なくても良い。

あなたがこのブログ読んで明日も明後日も、そのまた次の日も、笑っていてくれたらそれで良い。

そして今晩のオカズが女盗賊モノのAVだったらこの上なく幸せ~

むしろそれが良い~

 

あ、ごめんなさい。

また、歌ってしまいましたわ。

普段歌なんて全く歌わないし、聴かないのにね・・・

では、また気を取り直して。

 

例えば君が糞踏んで、くじけそうになった時は。

必ず僕がそばにいて、支えてあげないよその肩を?

むしろ触らないでね、臭いし汚いから?

出来るだけ速足で出来るだけ遠~くに行ってね!

よーい、ドンっ!!!!!

 

・・・あぁ、何だぁ、もう帰って来たのね。

でもさ。私、ずっと考えてた。

そして、やっぱり思った。

もしも誰かが君のそばで、糞を漏らして泣き出しそうになった時は。

黙って腕をとりながら、お前が一緒に歩いて行けよ?

私は絶対に行きたくないからな?

お前、そのための保健委員だよな?

ヤダとか言ったら先生にチクって内申点下げてもらうよ?

あ~ぁ、高校、どうなるかねぇ。

もう今の時期で内申点下がっちゃったら、挽回なんて厳しいだろうねぇ。

しかも「一緒に歩いてくれるよね?」って何だよ?

何で半分決まってんだよ?

何それ半強制?

いつからお前はヤクザになったのかな?

どうでもいいから早くあんぱん買って来いよな。

いいか?

あくまでお前が今素直な気持ちになれるのならな?

憧れや愛しさが、大空にはじけて光るんだってさ。

だがそれは アイ ビリーブ イン フューチャー ノーノー 断じて信じなくて良い。

何故ならお前はそんな夢みたいな事より先に、今現実的にやらなきゃいけない事があるの。

しっかり現実見て、あんまりその辺のキッズみたいにフューチャーフューチャー騒ぐなよ?

今お前は自分のフューチャーだけを心配して、早く糞を漏らして泣き出しそうな誰かをどうにかして来い?

内申点はいいのかな?

それがお前のジョブだよ?

むしろそれ以外ナッシング。もしくはナイチンゲール

ここでアルチンゲールとかは絶対言うなよ?

糞つまんねーから。

糞だけにね。(ププっ!)

 

 

 

ちなみに今日は酔ってません。

この上なくシラフです。

 

ちなみにこの上ない程酔っ払い、記憶をなくして書いた記事はこちら。

 

www.midomidox.com

 

以後、お見知り置きを・・・

(いつもこんなブログを読んでくださって本当にありがとう。

どうかこれからもよろしくお願いします・・・)

今日の俺は本当に酔っている。(語彙力)

私は今、酒を飲んでいる。超久しぶりに酒を飲んでいる。

そしてかなり酔っている。パソコンの画面が霞むぐらいには酔っている。

急におしっことか出そうになったらトイレとかどうしよう、とかいうギリギリのところでだいぶ酔っている。

 

つい先日、糞を漏らした。

 

たった一時の気の緩みがもたらす漏糞ショー。

行き場のない糞は、一体どこへ向かうのか。はたまたどこへ消えるのか。

本来ならば、出すべき場所へ出すんだろう。それが出来ないのならば、閉まっておくべきである。

これは現代を生きとし生けるものとしては、超倫理的な課題である。

 

しかし、自分の意思に反してそれは、瞬く間に溢れてくる。我慢しようとすればするほど、反動の振れ幅が酷く揺れる。

もはや、意識しないようにするしかない。自分でも、気付かなかったフリをするしかない。

これは何かの間違いだ、気のせいだ、と思い込むしかない。

 

糞を漏らすという行為は、まるで行き場のない恋心を抱いているようである。

「漏らすまい・・・!漏らすまい・・・!」

と意識すればするほどに、何故か反して末路に大きく浮かんで見えるのは「漏糞」の文字。むしろもう、これしか見えない。

「愛すまい・・・!愛すまい・・・!」

と思えば思うほどに、何故か反して末路に大きく浮かんで見えるのは「破滅」の文字。

または恋しくて、愛おしく、その気持ちが大きくなればなるほどに根底には結果、危うさしか残らなく今にも折れそうな気持ちがそれだ。

 

破滅を抱えた頭でっかちな恋は、繊細な感情を拾うことが許されずに永遠に交わらない。

いつまで待っても縮まらない。そもそも出発地点が違いすぎる。

そして終着地点なんてはなから無いんだから、残酷すぎて笑えてくる。

悲しみと嫌悪が酷く縺れ合った激しい情緒と、憐憫な愛情しか生まれない。

 

まるでハイポイントを知らない絶頂のような恋心に比例するかの如く、真っ向から対立する理性と迷い。

そして振り子のように止まる事を知らない葛藤の嵐。

燃えるように儚い恋心と、更に可燃するように覆いかぶさる激情、情動、そして衝動。

それが全て自分の心を支配すべく、自意識とは無関係に自身の心を雑に奪い合う。

まったく泣けてくるよね。

 

「あぁ、もうダメ。漏れちゃう。(糞)」っていうのと「あぁ、もうダメ。諦めちゃいたい。(恋)」という気持ちは極々似ている。

そして「いや、ここで諦めたら終わりだ。まだまだ。もう少し。いや、もっと頑張ろう。」この気持ちは全くもって同じはずである。いや、同じでなければおかしい。

 

諦念と希望。

相反する二つの感情の狭間で適度に揺れる、淡い恋心のはずだったのに。

 

予想以上に振れ幅が大きすぎて、いつしか針が折れる。

そして自分の知らぬ間に「誰かを愛することは、苦行である」そんな気持ちが鎖のように心を縛り、少し、また更に少しと締め上げてくる。

 

もがけばもがく程に、鎖は摩擦で熱を帯び始め、痕が心に焼き付いていく。

次に悲壮感で湿気った心は鎖のサビばかりで色を染め、カビ始めたらこれはもはや再構築不可能。

錆の茶色がいよいよシミになり、カビの根は思いのほか深く、焼け跡はひどく焦げついて淀んでいく心をただ見ているだけ。

そして変わり果てた心は、底なしの孤独でとぐろを巻いている。

 

鎖はどう解けば良いのか。誰か知っている人はいませんか。

焦げつき変色した心は戻らないが、せめて食い込んだ傷痕だけは治したい。

 

互いに愛を語り合っているうちはまだ良い。

しかし一度離れてしまえば、ついさっきまで確かに手の中にあったはずの現実が、まるで夢だったかのように突如幻想を抱き始める。

呆気なくて辛い。

 

指針を失った恋のハイポイントが打ち上げ花火だとしたら。そしてそれがダメだと悟った時。

それは湿気った線香花火のようだ。ちょっとで良いのに、全く燃えださない。

じゃあもう終わりなんだろう。これもまた、自分の意思に反して突如に虚無が襲ってくる。

 

だがむしろこれで良い。これが大正解なのだ。

湿気った恋心に火が灯る事など二度とはあるまい。そう思えば、なんとか諦めもつく。

私は生まれて初めて自分のアナルが信用出来なくなった。

 

ちなみに私は今、こんなにも面白い記事がスラスラと書けるなんて、もしかしたら自分は世界一のコメディ作家になれるんじゃないか、いや、もしかしたら自分が気付いていないだけで、もう既にコメディ作家なんじゃないだろうかとニヤニヤしながらこれを書いている。

更に言えば、超浮かれ気分で髪の毛とか人差し指で超クルクルしている。

しかし今更になってこの文章を初めから読み直してみたが実に驚いた。

 

なんだこれ。

糞より酷い。

女の私が、初めてペニバンを付けた時の話をしよう。

前回の記事を読んでくださって、綺麗な文書だ、繊細な文書だと言ってくださった方が、自分にとっては多すぎた。

 

www.midomidox.com

 

エロをどうにか笑いに変えながら書いていこう、というのが本業だった自分にとっては、こんなに生々しいものを書いてしまったらいよいよ読者に嫌われて終わるなと震えながら投稿した記事だったので、とてつもなく驚いた。

そして今回も、前回の記事を読んで読者になってくださった方を思うと本当に手が震えているのだけれど・・・

過去の記事からもわかっていただけるように普段から言ってる事と言えば、総じて糞だのお◯んぽ(伏字使えるように成長しました)だのなわけだから、なんだか今更になって罪悪感がすごい。

 

あれは、酷く渦巻く感情のど真ん中に「たまたま」いたから「たまたま」書いただけであって、普段、無味乾燥の砂漠ルートをあえて選ぶ自分にとっては、感情を揺さぶられることなど皆無に等しいので、むしろこっち(糞とか)が本業なんです。

すいません。

 

無益どころか有害な情報しか得られないこのブログで、物好きでコアな読者さんばかりを集め、サナギから蝶へは到底無理だけども、せめてウジから蝿になって飛び立ちたいと、小さな小さな野望を持つ汚物野郎(私)の巣窟がここです。

 

社会の底辺も底辺の荒地で、いつか蝿になれるのを今か今かと、それだけを楽しみに糞に埋もれながら生きているけれど。 

飛び立ったところで糞の周りをブンブン飛び回るだけで、むしろそれしか能がないけれど、それが充分自分らしいかな、とね。

むしろそちらの方が居心地が良いもので、ご理解ください。

日陰で残飯食って、何とか生き延びてるような女です。

 

 

 

今日はいつも通りにエロなんだけど、最近の仕事事情を少しばかり。

 

私の仕事は今現在、某風俗店の裏方なんだけど、なんせ元々が店のエースプレイヤーとして扱ってもらっていた為に、数日前ここ最近人気の嬢に突然

「仕事を教えてください。」

とお願いされた。

 

男前すぎる。

今までちょっとブスだなと思っていたけれど、大変気に入った。

お客へのあいさつの仕方、会話からプレイへの持って行き方、雰囲気の出し方、男性が喜ぶ見せ方、もう全部教えてほしいらしい。

 

自分もフェラチオには定評があったけれど、もともと天性の物なんか何もなく。

人よりちょっとエッチなのかも、っていう自覚はあったけれど、どちらかと言えば最初はテクニックなんかよりも

「むしろ何にも出来ないので何でも頑張ります!

何でもやるので何でも言ってください!」

といった気合いだけで上がって来た側の人間だし。

(だからといって糞は食うなと自分でも思うけれど)

むしろそこを買って指名してくれるお客様が圧倒的に多かったから、こういうガテン気質の女は同族としては大変な大好物なのである。

 

こんな事は初めてだったのだけれど、それで店が更に活気づくのは大変喜ばしい事だから私も二つ返事で引き受けたし、店長も

「男じゃなくて女、しかも元エースプレイヤーが教えるとなるとどうなるのか、面白そうだね。」

と、賛同してくれた。

やる気のある女は、とことんまで応援したくなる。

 

ちなみにこんな事言ってるけど、先日仕事でこんな事やらかしちゃうくらいには仕事ナメてます。(ました)

 

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嬢の目が本気すぎて若干ドン引いたけど、何となく、人気な子は普段どんな風に仕事をしているのか見てみたいなという気持ちもあった。

 

数日後、細かい事務仕事を片付けて仕事終わりの午前5時半。

まだ薄暗さはあったけれど確実に今日を迎えるであろう軽快な朝日に、若干の罪悪感と緊張感、そしてとてつもない高揚感を抱きながら店長に許可を得てラブホテルへ向かう。

 

もちろん、女2人でラブホテルなんていうのは初めてだから、実にこの仕事やってて良かったぁと思える瞬間であった。

超絶合法的に女の身体を、もしかしたら触れるかもしれない。

それはもう、心が躍りすぎてヤバイのである。

普段女には到底興味のない私は、全くもって女体には興奮しないのだけれど、やっぱり触れる機会があるのならば触ってみたい。

触れてみたい。揉んでみたい。そして舐めてみたい。

そう思わせてしまうのだから、やっぱり女っていう生き物は罪だと思う。

 

しかしすぐに、今回のこれ(講習)は仕事を教えるだけなので、女体で遊べるわけではないのだと気付く。

 

掴み所のない虚しさが足を取られたかのように心の中をよろめくが、もうここに来て後戻りは出来るわけがないので、ニコニコ饒舌に話を続ける嬢に空笑いで返事をするしかなかった。

何だか一気に怠くなった。

 

 

さて。

気を取り直して、スパルタの始まりである。

 

私は普段、仕事をナメているくせに、こういう時だけはヤル気に満ちる。

多分、

「ミドリさんのお陰です!ありがとうございました!」

とか

「すごい分かりやすかったです!やっぱりミドリさん、すごいです!さすがです!」

とか言われて、ありがたがられたいのだと思う。

それは「えっへん!」みたいな感じでとても気持ちが良いから。

そして更には

「この嬢は私が育ててやったんだぜ」

みたいな大袈裟なストーリーを、歪みまくったキャンパスに勝手に描きまくりたいのだと思う。

なんせこちらは、単純でいちいちドラマティックなサイコパスなので。

実に迷惑な女である。

 

 

まずは一連の流れを大まかに確認して、いよいよ。

満を持して、ペニバン装着である。

この日の為にと店長が自費で買ってくれたが、虚しすぎる黒光りである。

実に黒光りである・・・。

あぁ、ペニバンよ・・・昇華させてやれなくて、ごめんな。

君は穴の中には入れないからね。

今日はな。

 

私は仰向けで嬢が普段やっているであろうプレイを受けていく。

 

女の唇はこんなに柔らかいのか、と思った。

生きてて良かった。実に生きてて良かった。

ちょっとブスだなと思っていたけれど、私が間違っていた。

女の深さはそこではない。

女の奥行はそこでは計り知れないはずである。

 

互いの温度をそっと確かめ合うように繊細で、かと思えば心の鼓動が軋みあげるように大胆なキスをする彼女は妖艶でとても美しい。

童貞ならば、即刻昇天であろう。

ちょっとブスだなと思っていたけれど、やはり私が間違っていた。

 

私はこれまで、人を雑に愛し続け、自分の気が向かない時には拒絶し続けて生きてきたから、愛情の認識がだいぶ歪んでいる。

しかし何故だか彼女とは、不器用でいびつな愛情の受容と承認を、彼女のベクトルにそっと合わせ、更には好きとか愛してるとかそんなもんじゃない、もっと奥底の繊細な感情の交換を永遠に続けたいと思うような、そんな切ないキスだった。

おざなりで薄っぺらな愛を錯覚できるような、ファンタジーを描けるキスではなく。

若干心がエグられ生々しくもあるが、これほどまでに説得力のあるキスを、私は今まで男性にもされた事がない。

彼女に教えることは何もないな、と思った。

 

 

だけど私はやっぱりイヤラシイ女だから、素股の時には

「それだけだとつまらないから、おちんちん手で押さえながら、M字にして上下してみて。

お客さんにちゃんと見せてあげてね。

あー、いいね、割れ目よく見えるね。」

とか

「ただ腰振るだけじゃなくて、身体をフルに使おう。

要は、お客さんの指舐めて乳首さわりながら腰振ってみるとかさ。

あー、いいね、上手。でももうちょっと動きに緩急つけよう。」

とか言い、更にフェラチオの時には

「あなたの体制的に、もっと腰上げてみて。

その方がお客さんからはイヤらしく見えるよ。」

とか

「もうちょっと音出してサウンド多めでね。」

「手コキもっと優しくね。その時身体もっと寄せて足絡ませてね。

逆手握り。次に両手握り。もっと優しく小刻みにね。そしたらもっと大きく動かしてみてね。」

とか具体的にアドバイスしていくわけだけど、これ、全部自分がやってほしいからです・・・

指舐められてるのも私だし。

手繋がれてるのも私。

服を着用しているとはいえ、乳首触られてるのも私。

そしてペニス舐められてるのも私ね・・・

 

でもね、ものすごくリアルで何故か虚しい。

ビックリするほど興奮しなかった。

「何でぺ二バンなんか、付けてるのかな・・・

私、何やってるんだろうね・・・」

って、そればかり。

さっきのキスは何だったんだろう。

 

嬢は未経験ではないから、こちらが言った事はそつなくこなすし。

何を言ってもニコニコ聞きながら、ニュアンスで言った事もすぐに汲んでくれるし本当にやりやすかったんだけれど。

この嬢、何がダメだったかって素股の時に一心不乱に腰を振り、更には喘ぎ出したのがダメだった。

しかも突然に。

本気だった。

 

「ミドリさん、こんな感じで合ってますかぁ?」

なんてニコニコしながら実践していたのが、突如眉間に皺を寄せて動きが早くなるものだから、シュールすぎて実に恐怖だった。

おっぱいが揺れていたのだけが、イヤらしかった。

 

それこそ甘美と引き換えに、終わらない悪夢を見ているようである。

こちらは

「何で私、ペニバンとか付けちゃってるのかな・・・」

なんて虚しさにエグられていやに冷静な時に、何、喘いじゃってんのさ・・・

 

あぁ本当、何やってんだろってね・・・

触ったり舐めたり出来ないのなら、女とか更々興味ないから早く終わってほしい。

 

イきそうな嬢をどかして何とか気まずさを取り繕うわけだけど、あの時どかさないと、本当にいつか入れられちゃうんじゃないかって、それもまた恐怖だった。

それこそ入れられちゃって更に狂い始めちゃったら私、どんな顔で嬢を見上げたら良いのか分からない。

 

現役の時に味わった本番強要の恐怖とは違って、温度差の全く違う狂人を見ていると、貞子なんかよりもやっぱ生身の人間って怖いなぁって。

しかもその狂人が、自分の上にまたがって、更には講習だって言ってるのにこちらの事なんか一切お構いなしに一心不乱に腰を振り続けてるわけだし。

人間の闇を見た気がした。

貞子なんかまだ全然ファンタジーの域を超えてこない。

 

それこそ私は男性が好きだし、穴より断然竿なわけだし。

そして男性とセックスをする際にはやはり私自身の持つ性質として、大いに狂ってしまう時の方が遥かに多いんだけれど、やはり相手と自分の温度差みたいなものをしっかり確認してから事に及ぶべきなんだって、改めて再確認できた。

温度差がうまくかち合うからセックスになるのであって、それが全く違えばただのオナニー狂人街道へまっしぐらである。

私は狂人にはなりたくない。

 

これまで男ってみんな狂ってる女が好きだと信じて疑わなかったけれど、それは風俗だから成り立つのであって、私もプライベートでセックスをする際には十分に気を付けたいと思う収穫であった。

 

それから、やはり結局最終的に男性に支持される風俗嬢っていうのは、テクニックもそうなんだけれど一番は

「エロいかどうか」

「セックスが好きかどうか」

あとこれが一番大事。

「男の喜ぶ顔が大好きかどうか」

に寄るんじゃないかなぁ、と。

どうなんでしょう、男性諸君。 

 

そういう意味で言ったら、この嬢、だいぶ合格点超えてきてるかな、と。

 

 

セフレとの5年間

 

今週末、セフレと会う予定だった。

 

彼とは大学在学時からもうかれこれ約5年来の付き合いで、少なくともお互いにその5年間特定の人はいない。(はずである。)

遠方に住んでいるから滅多に会えないけれど、彼は糞こそ食わないが私の「狂気」の部分を気持ち良く受け入れてくれる、大変珍しい人材なのでとても重宝している。

 

この5年間、彼からは

「おはよう」

「今日は仕事でこんな事がありました」

「そちらはお変わりありませんか」

「おやすみ」

などと言った連絡(ライン)がほぼ毎日のように届くが、私はほぼ毎日のように返したことが無いでいる。

気味が悪いので。

 

それなのに

「今月末、行けそうです」

とか

「突然ですが、今週末、どうでしょう」

とかいうラインが届くと光の速さで

「幸甚に存じまする」

とか返信しだすので、改めて自分狂ってんな、と思う。

 

しかし今回は私が、生理になってしまった。

日にち的にちょっと危ないかも、とは分かっていたけれど、これじゃあ仕方ないね・・・と思い、これまでもこんな事は何度かあったから、すぐさま

「すみません。生理になってしまったので別日に変更願います。」

と、スマホに登録してあるテンプレで返した。

 

私の住む場所からはとても遠い九州からわざわざ来てもらうのだから、生理になったらまず、一秒でも早く、ナプキンを変えるよりもこうして彼に連絡を入れるのが、彼に対して私が出来るたった一つの事であって、私流の礼儀なのである。

じゃないと、その一秒の間にチケット取っちゃうかもしれないから。

 

すると、今回は状況がいつもよりだいぶ違った。

 

「それでも良いから会いましょう。」

と来たのだ。

 

続けて

「もちろんホテルではありません。

どこかで美味しい食事を、ご馳走させてもらえませんか。」

 

 

正直面倒だな、と思った。

気味が悪いのでいつもの無視でキメようかと思ったけれど、ふいに、もしかして先方に特定の誰かができたとかで、更に今回でお別れなのだとしたら・・・?

と、思ってしまった。

なんせ5年もたつと、お互いいい歳なので。

ならば、5年も一緒に過ごしてくれたお礼だけはちゃんと言ってから終わりにしたいので

「ほう。それは何故でしょう。」

とだけ返した。

 

すると、返ってきた返事はこう。

 

「5年目にして、やっぱり君の目を見て話したい事が、山ほどあります。

君は自分の事をあまり喋りたがらないから、僕は未だに君の事をあまり知らないでいるけれど、僕は君に僕の事を沢山知ってほしいという気持ちが、何故か今になって溢れます。

今まで約5年間、我慢してきた気持ちに、狂いそうです。」(原文ママ

 

お前は小説家か何かか?と思った。

どうぞ気の済むまで大いに狂ってくれ。

 

正直とても憂鬱になった。

お互いにセフレであるのだからそれ以上のものは望んでいないし、大体セックスがなければ、こちらとしては話もない。

そういうドライな関係が、とても気に入っていたのに。

なんか5年目にしてそろそろ潮時かな・・・とも思う。

 

突然にこういう事を言われると、感情がひどくもつれて心の重心の置き場がてんでわからなくなる。

自分の意思とは関係なく感情がグラグラと揺れ、渦を描き出し、更には細かい霧のように拒否感ばかりが身を纏い、漂う。

そして、人をうまく愛せない自分に対し、恐ろしいほど自己嫌悪を抱く結果となる。

 

感情が動き出すと、否が応でも自己に向き合わなければならない羽目になるから、それを恐れる私はお願いだから余計な事を言わないで欲しいと願った。

 

互いに笑い合ったりしたことも勿論あったけれど。

でもあくまで私達の足元には「セックス」という文字が影となって、この5年間変わらずに付いて来た。

むしろそれが無ければ到底5年も続かない、極めて脆い関係のはずだった。

 

何も得るものがない不埒な関係は、日常を乱さないし心をエグらない。

甘さも酸っぱさもないけれど、余計な感情がない分、熱い刹那に打ち込める。

むしろ自分がセックスをするとなると刹那に狂いまくるので、日常まで寄り添う余力などが極めて残されない。

本当に「お腹いっぱい」になりごちそうさまとなってしまい、しばらくは顔も見たくない。

むしろとっとと帰ってくれとも思う。

話などない。

くだらない退屈に付き合う余力など、更々持ち合わせてはいない。

 

遠路はるばる九州から来てもらっても、尚こういう事を思うのだから

「性悪淫乱」

とは、まさに自分の事だと思う。

いつだって、嫌われる準備は出来ていた。

 

思えば元彼に振られたのも、こういう所だと思う。

 

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雑に捨てられた、とか言う割に、そもそもが自分が、愛の意味を履き違えて雑に愛していたのだと思う。

 

 

人といればいるほど、感情が日常に食い込む。

感情が動く事に耐えられない私はいつも、夢の中で空足を踏むような焦燥感に向き合う羽目になる。

だから砂を噛むように無味乾燥した毎日を、あえて生きていきたいなと思う。

 

一緒にいる時間が愛しい、愛しているという気持ちの反対側には、必ず、もっと会いたい、寂しいという気持ちが頼りない護身服のように纏わりつく。

むしろそれがいつしか鎧となって、耐え難い寂しさに変わり、いつの間にか拭えなくなる。

簡単に脱ぎ捨てられなくなる。

そしてその鎧の重さに耐えられなくなった時。

その時が、私が狂い出す時だと思う。

 

だから私は楽しい、愛しい感情など何もいらないから、それと引き換えに寂しい感情はもっと抱きたくないなと思う。

それですら「人に振り回される」と思ってしまうから、救いようがないなと思う。

 

私は人への愛情の示し方がわからない。

恐らく思い切りのめり込んでしまうので、それで「重い」とか言われた日には、多分超絶死にたくなってしまう。

即刻屋上へ駆け上がり、ポンだ。

身投げである。

だから、こう、一緒にいる時間だけ、同じ温度で熱い刹那を分かち合い、普段は街かなんかですれ違ってもお互いに知らんぷりみたいなのが、性に合っているしこの上なく心地良い。

これに勝るものはない。

今自分の出せるパワーと、それと同等の愛の受容のバランスが、限りなくとれていると思う。

そうじゃなきゃ、恐らく自分が自分じゃいられなくなる。

見境なく愛してしまいそうで、恐い。

自分の持てる全ての愛情以上に愛してしまいそうで、いつか自分が壊れてしまいそうで、恐い。

きっとそれはエゴでしかない。

嫌われるのが、怖すぎる。

だから私は風俗嬢だった時も、そして今も刹那ばかりを愛すのだと思う。

 

 

どうして良いかわからず返信出来ずにいると、今度は

「もし今週末それで会えるとしたら、僕としてはすごく嬉しいけど。

でも今週末でなくても良いので、一度考えてみてほしいです。

いつでも良いので、いつものように返事を待ちます。

そしてもし、また君に会えるとすれば、僕は今度こそ君に伝えたいことがあります。」

と、来た。

 

いよいよ私は、わからないでいる。

まさか知らぬ間に、自分がここまでリスキーな選択をしていたとは。

甘美と引き換えの、終わらない悪夢のよう。

元売女、アルバイト始めましたが淫乱につき、最早クビになりました。

今回の記事は、性欲のタガが外れた元売女が、世に放たれるとこういう事になるという良い事例だと思う。

きっと私はブログを始めたばかりの頃ならば、情けなくて恥ずかしすぎて、こういう記事は書かなかったのだろうと思う。

けど最近になってやっと潔く散りきる覚悟と、醜態を晒しながら生きていく覚悟を決めたのでここに記す。

だいぶ長くはなるが、是非お付き合いいただきたい。

 

ここ最近、ブログの更新率がめっきり低くなった。

約二か月間の無職期間を経て10月に入ってからアルバイトを始めたし、割とブラックなので、いかんせん時間と性欲が追いつかない。

 

追われる時間と共に、浮かんでは消え(忘れ)、消えては(忘れては)浮かんでを繰り返すネタの空中浮遊ショー。

まさに濡れては乾き、また濡れては乾きを繰り返す、くだらない義務感に苛まれ、つまらないオナニーに没頭するいつかの私のよう。

 

でもこういうのは、唾つけたところで甦らないから。

いや、間違えた。そもそもが間違えている。

そもそもが、いつも唾じゃなくてローションだから。

唾とか貧乏臭いオナニーはしない、ハイグレードなオナニーだから。

 

一昨日、ミニトマトが高くて買えなかった(298円!)。

そう、私はケチである。

しかし、ことオナニーに関してはケチらない。

ディルド6,800円(高っ!)にローション1,280円。

ちなみに愛用ディルドは芯が硬く、リアルな質感と表皮の伸び率。

ヒートテック機能搭載で人肌のような温かさ。(これ重要!)

パワーとトルクが実に優秀でしかもUSB充電可。

パソコンにつながれたチンコはまさに狂気の沙汰。

リモコン付きで最高にオススメである。

しかし、ローション塗りたくったところで、ネタは浮かんではこないから。

 

そう、今は毎日が必死なのであります。

 

私のアルバイトとは、某デリヘル店のドライバー兼受付である。(あった。)

待機所からホテルへ、又はお客様のご自宅へ嬢を乗せ送り届けるのが、使命。

 

そしてお客様からの予約を承り、または

「コスプレ、セーラー服で。」

とか

「オプション、バイブで。」

とかいうのを、限りなく真顔で

「承知いたしました。(間違えたらぶっ殺されそう。)」

とか言い、

「一番濡れやすくて喘ぎ声が大きい子、誰ですか?」

とかいう質問にも

「よお、おっさん。気持ちはわかるぜ?

男っていうのはビジュアルとサウンドが織りなす絶妙なハーモニーで、エッチなボルテージが股間と共にギュンギュン上がるのであろう。

だがしかし。それはお前のテクニック次第だぜ・・・ククク」

などと言った気持ちは極力抑え、真顔で嬢に

「ここっ、このなかでっ、いっ、一番濡れやすくて、あっあっ喘ぎ声がおお大きな子、誰ですかぁああぁ(白目)」

と聞きに行く。

 

私が素人男性ならば完全にタイーホだ。

事案である。

そしてこの場合、完全に挙手性なので誰からの挙手も得られない場合、

「ミドリさんが行けばいいじゃん(ニッコリ)」

とかいう理不尽な流れ弾が飛んでくるので、古来よりちびっこ界隈に絶大な人気を誇る「神様の言う通り」で決定だ。

確か関東圏では昔から、てっぽう撃ってバンバンバン、あなたのアソコもズキュンズキュンズキュン!が主流のあれである。

もしくは、てっぽう撃ってバンバンバン、あなたの精子もドピュッドピュッドピュッ!とかでも良い。

どうか

「この腐れ売女は一体何を言っているのだろうか」

という顔でこちらを見ないでほしい。

そう、お客様からの要望も寸分の狂いなく承るのが、使命だ。

 

私は前職がデリヘル嬢だったから、退職した当時の店にそのまま出戻った。

 

将来的に自分で店を出せたら楽しいなぁなんていうのが夢だし、店長もそれを応援してくれていて色々とご教授くださる。

更に

「いつでも戻ってきてくれたら、色々教えてあげるよ!」

と言ってくださったから。

自分は本当に人に恵まれているな、と昔から思う。

ただの糞食らいのくせに。

 

ただひとつ不満なのが、ドライバーは早速クビになったので、今は受付が主な仕事である。

まったくつまらない。

一日中デスクと一体化し、顔を見たこともない、何なら今初めて言葉を交わしたおっさんの性癖など、電話口で延々と聞きたくはない。

まったく不毛な時を過ごす。

どうせ自分は指を咥えるだけしか出来ないのだから、そんな事を聞いたって今更長い愚にもつかない淫話である。

 

だから

「俺は、お尻の穴を舐められるのが好きなんです。

でもただ舐めてくれるのじゃなくて、何かこう・・・トルネードみたいに出来る子、いますか・・・?」

とか早速言われても実に困る。

 

何だよトルネードって・・・。

舌ベロケツ穴に入れてグリングリンやれってか。

だったら遠回しに言わないでハッキリそう言え。

まったく、風俗に来るような客は頭が悪すぎる。(オマエモナ!)

 

しかし注文を間違えてはこちらの選手生命も危ういので

「トルネードとはお客様、アナルに舌ベロを挿入し、舌全体の舌筋運動によりお客様を恍惚の世界へと誘う禁断の、アレ、でしょうか?」(実際の証言より。頭おかしいのかな?隣で店長が「こいつヤベェ(笑)」と笑っていたよ。)

と真顔で、念の為聞く。

「そうです・・・それです・・・(照)」

 

照れてんじゃねぇ。ムッツリが。

最早もうここからプレイは始まってんだ。

私に淫語を言わせた時点で金払え。

実に嫌いなタイプである。気に入らない。 

しかしこのアナリスト、見捨てるわけにはいかんめぇ。

 

アナル舐めは通常プレイだが、トルネード攻法は嬢によるので、待機室に確認を取りに行く。

私はこの時はまだクビにはなっていなかったから、他にドライバーも不在だったし自分がドライバーとして、渋々挙手したちょっと頭のおかしな嬢を車に乗せた。

 

車中、嬢が不満を言う。

「アナル舐めはいいけどさぁ、ちゃんと洗っててもたまに具?カス?みたいなの付く人いるからヤダァ。

本当苦手なんだよね・・・汚いし。

まぁ今月金無いからやるけど。」

まず、お前の頭がカスであろう。

風俗嬢辞めて今すぐ実家へ帰れ。

まぁ、しかし気持ちは分からなくもない。

初めて、しかもつい今しがた会ったばかりのオトコのアナルを舐めるという行為は、ありえないほど高額なサービス料をいただいている風俗業でも、究極のサービスとも言えよう。

嬢は続ける。

「何かさ、思うけどさ、初対面なのに要望多い客って図々しくて嫌いなんだよね。

あと、頭押さえつけてキスして来る客も、正直しんどい。」

この嬢、相当病んでいる。

話を聞いている私も、正直しんどい。

更に嬢は続ける。

「ミドリさんさぁ、すごいよね。

NO.1だったんだもんねぇ。

本番とかやってたの?やんないでNO.1だったの?」

この嬢、頭が腐りきっていてオブラートが無さすぎる。

脳が大きな振れ幅で、しかも途切れず確実な速度で揺れているから質問にいちいちビブラートがありすぎる。

悪魔のビブラートである。

 

そんなわけで現地まであと5分といったところだった。

以前、私が現役だった頃の話をしながら思えば遠方にやってきた。

 

今回は遠方で、しかも最短コースの為に帰る時間と費用が憚られ、私は一時間ほどホテルの駐車場でエロ動画などを見ながら指を咥えてひたすら待機である。

 

 

ほう、指を咥えて・・・

指を咥えて・・・?

 

 

行き詰っていた車内に、一閃の光が差し込む。

私の下半身が、自分の意思に反して熱くたぎる。

次の瞬間、心に火がつき自分の脳味噌の処理速度なんかより全然早く、私はこう言っていた。

 

「ねぇねぇ、カエデちゃん(頭のおかしな嬢の名である)、今日疲れてる?」

嬢は「うん・・・まぁね。てかいつも。」

砂を噛むように答える。

 

まったく愚痴はギャーギャーと煩いくらいに騒ぐくせに、自分に興味のない話に関しては家畜のようにおとなしい。

もちろん誉め言葉ではない。

どんな言葉を交わしたところでこの時間、言葉の抑揚とは無関係に、「退屈」といった文字が全てをなぞりだらしなく滴下してゆく。

 

しかし関係ない。私は食い気味に続ける。

「今日さ、ホテル着いたら、車で待っててくれない?

私、行って来るわ。

もちろんお金も全額渡すし、カエデちゃん、損しないでしょ?

お店に内緒で。お願い。

 

淫乱な女は何故これほどまでに罪なのか。

これは私の本能が突然言い出した事だ。

色々と考えていたら、私の性欲もいよいよトルネードでギュンギュンにあがりまくっている。

「やれやれ、お盛んですこと・・・」

心の中で自分を嘲笑うが、そんな事より早くケツの穴が舐めたくて仕方がない。

自分に罪悪感を抱くとか自己嫌悪とか、淫乱、そんなのとっくに慣れっこだ。

むしろそれが無きゃ選ばれし淫乱にはなれるまい。

自分(の性欲)に嘘はつけない。

 

嬢は悪い顔で笑う。

「えっ、でもミドリさん、それじゃあ得しないよね?

私、休んでてお金もらって、私ばっかりいい思いしてない?

本当大丈夫なのかな?バレたらヤバイね!(笑)」

ニヤニヤするんじゃねぇ。

「うふふ。その代わり、お店には絶対に内緒だからね!」

 

そして私は颯爽とホテルへ乗り込む。

心が躍りすぎてヤバイ。

今にも狂い出しそうである。

こと今回に限って言えば、相手が彼女持ちであろうと妻子持ちであろうと、完全に合法すぎる。

圧倒的私勝利の事実が目の前に横たわり、悪魔の笑みで私を誘う。

罪な女であろう自分の事が、可愛すぎて仕方がない。

むしろ「罪な女である自分」に対して感謝さえした。

 

アリバイ工作の為、お客にコースを決めてもらい、私はカエデに電話する。

それからカエデはお店にコース時間を伝えるといった流れだ。

念のため、カエデからコース料金がLINEで届く。

 

そこまで細部にこだわってまで、セックスがしたいのか。

改めて自分にドン引く。

 

しかしその晩、私は乱れに乱れ、狂いまくった。

圧倒的に何も得るものがない不埒な関係は、まさに蜜の味。

実にごちそうさまであった。

 

そして一週間後、なんと同じお客からリピートの予約があったのである。

しかしあろうことか、私はあのお客に別れ際

「また呼ぶね!近いうち!待っててね〜!」

と言われた事を完全に忘れていた。

不覚だった。

そういう展開があるということを、すっかり忘れていた。

 

カエデは勿論お客の顔を知らないし、違うドライバーと出掛けて行ったから、私は一部始終を知らない。

だがお客から「全然違う女を寄越された!」とクレームが入ったし、あろうことかカエデが白状し、更には他言してしまったのだ。

まったく風俗の女っていうのは頭が悪すぎる。

頭が悪すぎてついていけない。

おまけに情のカケラもない。

(先生ー!この女、自分も風俗出身で頭悪いくせに、自分のこと棚に上げてしかも人のせいにしてるぅー!)

 

店長はお金はちゃんともらってきているからと笑って許してくれたが、店ごとクビにならなくて本当に良かった。

そう、この件で私はドライバーはクビになった。

しかし受付としては未だ健在である。

タイトルで煽ってごめんなさい。

 

もう自分の性欲のために誰の事も裏切らないと、自分の性器に誓う。

実に浅はかであった。

 

店長は私に言った。

「ミドリちゃん、すぐエッチな事したくなっちゃうから、経営とか向いていないかもね。」

さもありなん。

とある年代的な言葉で言わせてもらえば

「マジそれな。」

である。