糞か!尿か!の24時間以上耐久レースと、Nコンの話。
恋の病に侵されておりました。
涙、鼻水、マン汁、身体から体液という体液全てが溢れ出し、止まらない情熱(発熱)。
そのパッションが己を導くかの如く、更にはケツの穴までもが緩み出し。
小刻みに満ち引きする波の動きに比例するかのように、己の意思とは関係なしに押し出される糞、糞、糞、たまに尿、そこに畳みかけるように現れる、また糞。まさに糞オブ糞。からの糞。
まるで、かつてのル・マンを彷彿とさせる、ポルシェか!トヨタか!の勢いで繰り広げられる、私の体内での糞か!尿か!の24時間以上耐久レース。
たまにダークホースが現れたかの如く、吐き気まで襲ってくる始末。
これには参った。マジ参った。
39度超えの体温と、「この糞尿ではいよいよ駄目かもわからん。」とかいう、まるで産まれたての子鹿のように、ビクビク戦慄き、立ちそうで立たない"おむつプレイ"のフラグ。
私はいよいよ極まり、ともすると糞地獄に陥るのではないか。
糞尿愛好は良いとして(良いのか?)、オムツにまで手を出したら、何かもう、今世を生きとし生けるものとしては色々とあれな気がする。
そんな冷静と情熱の間に繰り広げられる自己完結型ドラマに、何だかもう着いて行けなくて、ベッドに倒れこむ。
あぁ神様、これ、なんて言うオナニー?
男性にベッドに押し倒されるかの様な強引さで、小刻みに、しかし強引に襲いかかる糞意に身体の力が抜けるも、ベッドに倒れこんだ瞬間から記憶なし。
これが本当のドラマティック・ベッド・イン。
(ソロ。オプション糞尿付き)
ケツの穴から糞をぶちまけ病院へと向かう私だが、今にも途切れそうな意識の中で
「まるでフロントカウルから白煙を上げピットに収容されるマシンのようだ・・・」
とぼんやり思う。
実際ピットに戻れずそのままリタイアになるかと思ったよ・・・(涙)
病院で診てもらった結果、ノロの疑いがあるかもね?と、早速検査。
看護師の手により否が応でもケツの穴に棒を突っ込まれ、最後のプライドを喪失した。
あぁ、糞にまみれて死んじまいてー!
話は変わるけど、毎年この時期になると決まって、Nコン(NHK全国学校音楽コンクール)を楽しみにワクワクしてる自分がいる。
私は普段から全くと言っていいほどテレビは見ない。
テレビを付けると画面の向こうでは、物申す”だけ”系のおじさんが自分のコメントすらろくに回収できずに、口をへの字に曲げて何だかよくわからない念仏を唱えているだけだし、バラエティに関しては、人を蔑んだ扱いをしなければ笑いをとれない芸人が、何故か幅を利かせて偉そうにしているだけだし・・・
そういうのは、虫唾が走るしおまんこがカビるから絶対に見ない。
ニュースは専らネットでチェックするし、何ならニュースすらチェックしない日の方が多い。
今日本では何が起きているのかすら分からないし、分からない方が、幸せ。
そういった、社会の底辺で這いつくばって生きる人間の心を持った蛆虫、略して社会人としてあるまじき行為を繰り返している私ですけれども、年に一度だけはテレビに張り付いて。
これがもう、本当に楽しみで楽しみで。
あぁ、もう、なんと言うか、面白いとか楽しみとかいう陳腐な言葉では表しきれないほどに、なんかあれ。(語彙力ぅ!)
特に私が推しているのが、中学校の部なんですけれども。
私は何故だか中学生の、未完成でアンバランスでこの上なく不安定な声に人類としての色気を感じてしまい、何ならまたここで懲りずに
「良いのだ、中学生。
どんどん行くのだ、中学生。
未完成こそ、人間だ、中学生ッ!」
と、自分の中の”人類の母”が登場してしまう。
(過去記事参照・・・)
まぁ、学年別で言わせてもらうならクラスの男女比率によるんだけど、大体”聴きごろ”なのが二年生。
一年生はフレッシュすぎるし。
対して三年生は、まぁ、高校生よりは全然フレッシュなんだけど、完成されすぎて何か・・・
しかも意識高い系とかは混声4部とかになってしまって、ちょっと本格的すぎて。
まぁ、中三の成長しきっていない男声での混声4部もいいけれど・・・
よって、個人的見解ではあるけれどやはり二年生が一番に”聴きごろ”。
”中二病”とかいうのがあるくらいだから、やっぱり二年生っていうのは不安定で、私はやっぱりそんな所にこの上ない人間らしさとか儚さみたいなものを感じてしまって、堪らなく切なくなるし、嬉しくもなる。
で、先日、地元の中学校が合唱コンクールを地域公開するとかで「ほぉ!これは是非とも生で入れた・・・失敬、生で聴きたいねぇー!」と、会場に行って来たんです。
中学生の歌声なんて普段生で聴く機会がないものだから、いつだったか
「ハメ撮りとかやってみてーなあ。」
と思いながら買ったも、未だ使えていないパナソニックHC‐VX985M‐Kブラックと三脚を持って行こうとしたけれど、他の保護者の方々の手前そこまでやったらいよいよ不審者だよね、と思い直して。
まぁ会場に着いたら案の定、撮影禁止だったし。
ここで思い直さずカメラ持って来ちゃったら、本当の不審者になっちゃうとこだった。
あぶねー。
良識ある生きとし生ける汚物野郎に生まれて、本当に良かった。
おとうさんおかあさんアリガトウ!!
でね、しばらく席に座って待っていたんだけど、なんとプログラムを見ると私の好きな中二がトップバッターらしく。
始まってみると、もう、感動の嵐。
やっぱ中二とか全然関係ない。
ちゅ、中学生ってこんなに可愛いんだあ・・・
一生懸命に頭を動かしてリズムをとる子。
発声練習の二曲目あたりで集中力が切れてキョロキョロしだす子。
オペラでもやってんのか・・・?ってくらいに顔面の穴という穴を全開に歌う子。
恐らく舞台下の同級生に笑わされているけれど笑ってしまうわけにいかず、必死に笑いを堪えながら歌う子。
コイツは絶対に童貞じゃないねと思わずにはいられないほど気だるそうに、指揮者すら見ずシニカルな態度で会場を見回す子。
それぞれ個性が溢れ出すぎていて、 私の中の”人類の母”ボルテージが今度は悲鳴を上げ始める。
不完全な人間を見ると、サイコパスがチラ見するんだ。
中学生のパワーはすごい。
普段、日陰の湿りに湿ったカビとか生えてそうな所で、社会の雑音すら届かずに暮らす私にとっては、とても素晴らしく、この上ないほど有意義な時間だった。
Nコンに至ってはさすがは教育番組とも言うべきな、感動とかそういう感情の起伏に一切左右されない"楽譜"に則った審査で、イマイチその基準が把握しきれないんだけど、"一般"の中学生はやる気に満ちた生徒もいれば、やる気はないけど仕方なく参加してるような奴も勿論いて。
またそういう所が、色んな感情や事情を歌声に孕んでいて、人間らしくていいなぁって。
で、来たる平成最後の10月8日ですよ。
その日がまさに、Nコン中学校の部だったんだけど。
前述の通り、汚物にまみれてプライドを喪失しながら、新たなフラグに怯えヒィヒィ言ってたら、年に一度なのに忘れてましたよ・・・
この日の為だけに、このNコンを罪悪感なく清々しい気持ちで見る為だけに、NHKの受信料払い続けてきたのにさ。
見事にこのZAMA。
普段日陰で暮らしてるくせに、フレッシュな空気をこれほどまでに楽しんだからか、またバチが当たったとかですかぁ?
何この最後の晩餐及び冥途の土産感。
ホントに死ぬかとは思ったけど、全然安心して死ねないよ。
今年はイベントごとを忘れてしまう事が多くて、なんだかなあ・・・と思う。
楽しみにしていたル・マンも忘れていた。
昨年のフェラーリの優勝、トヨタのドラマを見て震えたし、来年こそはトヨタ悲願の優勝よ・・・!とか、例年に増して力が入っていたにも関わらず、忘れた。
多分その頃お客と、あーでもないこーでもない、あんあんあんあん言い合っていたんだと思う。
あぁ、無念・・・!
そういえば、約二ヶ月間の無職期間を経て、アルバイトを始めたんですね。
毎日楽しいですよぉ。
その話は、またいつかどこかで。
では、また〜。